トラクターの中古を買うときに気をつけるべきことは?失敗しない中古農機具の選び方

トラクターを購入したいと思ったときに、新車を買うべきか中古車を買うべきなのか、皆さん迷われるのではないでしょうか。

たしかに、新車よりも中古車のほうが価格は安い傾向にありますが、選びかたを間違えるとあとあと後悔することにもなりません。

そこで今回は、トラクターの中古車を買うときに気をつけるべきことをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

トラクターを中古で購入するときのチェック項目

トラクターだけでなく、新しい機械を購入する際は、どんな人でもまずは最新型の農機具が気になると思います。最近の農機具は見た目がカッコイイだけでなく、ITと連携した便利な機能も搭載されており、農業をしているとやはり新機種が欲しくなります。

しかしトラクターに関して言えば、中古を選ぶこともひとつの選択肢になるのではないでしょうか。特に圃場が大規模化するにつれて、2台め、3台めのトラクターが必要になるケースも増えてきました。

トラクターは中古と言っても新古車同様のものがあったり、しっかり整備をされているため、利用するには問題ないものも多いです。一方で、選び方を間違うと思わぬ失敗となってしまうこともあります。

では、中古のトラクターを選ぶ際にどのようなところをチェックするべきなのでしょうか。いくつかまとめてみました。

 

整備状況を確認すること

トラクターが中古ということは、過去に誰かが使っていたのは事実です。

見知らぬ人が使っていたからこそ、どういう使いかたやメンテナンスをされていたのかなんて知る由もありません。

極端な話ですが、せっかく中古のトラクターを購入したのに、運転した瞬間に壊れてしまっては元も子もありません。

実際に「未整備トラクター」を安く買われた方が、乗ってみたら調子が悪く、修理に出してみたら重要な部品が破損していた。修理に最低でも数十万・・・というケースも稀にあります。やはり、しっかり整備されている中古トラクターを選ぶようにすることが重要です。

ひとつの目安としては、販売している業者さんが「大型農機具整備施設」の工場認定を取得しているかどうか。またはその販売会社に「農業機械整備士」の資格保有者が在籍しているか等を、確認するとよいかもしれません。

 

中古トラクターは使い慣れたメーカーで選ぶこと

一般の車の場合、どのメーカーのものも、基本的には同じ運転操作です。しかしトラクターに関して言えば、作業機の上げ下げレバーやスイッチなどがメーカーによって多少違います。

中古トラクターもメーカーがあるため、自分が乗りなれた有名メーカーのものを選ぶのも、失敗しないコツでもあります。

 

イセキ:ブルーの堅実トラクター

イセキは、大型トラクターT-JAPANシリーズが大規模農家さんに人気の、大手農機具メーカーです。イセキは1926年に創業した老舗のメーカーで、古くから研究開発に定評があります。

農機具メーカーのなかでも、農業現場での意見をすばやく取り入れて開発を続けるスタイルをずっと貫いており、現在も農機具に関連する特許数が業界でNo1を誇る堅実なメーカーさんです。

ヤンマーやクボタと比較しての一番の違いは何といっても爽やかなブルーの車体。そして多くのプロ農家さんがフレームとミッションの堅牢さを高く評価しています。

大規模農業法人さんが大事に整備しながら使用したトラクターが中古市場に出ることもあり、程度が良くて安価な「掘り出し物トラクター」がみつかることもあります。イセキの中古トラクターでは、TGシリーズやATシリーズの人気が高いです。

ヤンマー:コアなファンが多いトラクター

ヤンマーと言えば、農機具を知らない人でも聞いたことのあるメーカーではないでしょうか? 「ヤンボー・マンボー・天気予報」のテレビCMが懐かしいですね。

ヤンマーは1912年に創業された、農業機械や産業機器のメーカーです。他のメーカーと比べて、トラクターの製造販売を開始したのは少々遅かったのですが、「自分は絶対ヤンマーが好きだ!」という、コアなファンを獲得しています。

国内では現在、シェア率No.1のクボタに次ぎNo.2のシェアを誇ります。最近のフェラーリのデザイナーさんを迎えてのトラクターのデザインチェンジにも、大きな注目が集まりました。

ヤンマーのトラクターは、慣れるとやみつきになる運転席の操作スイッチと、優れたデザインに定評があります。EFシリーズや、AFシリーズが人気です。

 

クボタ:国内シェアNo1の人気トラクター

国内で最大級のシェア率を誇る農機具メーカーが、クボタです。はじめてトラクターの中古を購入するときに、どのメーカーにするかを迷ったのであれば、クボタを選んでおけば安心ではないでしょうか。

クボタのトラクターは、シェアが高いため修理できる農機具店も多く、また中古でも程度の良いものがたくさん市場に出回りやすい傾向があると言えます。GLシリーズ、KLシリーズなどが中古トラクター市場で人気です。

中古トラクターは、修理部品があるか?

どんな機械でもそうですが、ものが古くなればなるほど故障が目立ってきます。比較的新しいものであれば、メーカーも細かい部品を確保していますが、古くなればなるほど、生産がストップされ部品の供給ができなくなってしまいます。

ですから中古のトラクターを購入する際には、いつ製造されたのか、もしくはいつ生産が終わったのか、部品の供給をしてくれるのかを確認しておくことが重要です。

目安としては、20年以上前の機種については、よく壊れるオイルシールや共通化されている部品以外は、徐々に部品供給がストップしていきます。

手持ちのトラクターインプル(作業機)に合わせて選ぶ

もう1つ忘れてはいけない点が、トラクターの作業機です。

トラクターの作業機ヒッチはメーカーによって異なりますので、今使っているメーカーと異なるメーカーのトラクターにする場合は、畦塗機やハロー等のヒッチを変えなくてはいけません。

そのため、既にトラクター作業機をいくつかお持ちなのであれば、今使っているトラクターのメーカーと同じものにしておいた方が余計な出費を抑える事ができます。

ただし、20馬力以下の小型トラクターや古いトラクターについては、そもそもワンタッチヒッチや、クイックヒッチ方式でなく、直装となっているものも多いです。

その場合はトラクターと作業機をセットで買い替えることになりますので、用途や欲しいトラクターの馬力帯によって検討するとよいです。

稼働時間(アワーメーター)について

トラクターの中古を選ぶ際にチェックしておきたいことが、稼働時間(アワーメーター)が少ないのか多いのかではないでしょうか。

一般的に、稼働時間が少ないと言われている中古トラクターの基準は300時間前後。ほどほどの使用時間が600時間前後。稼働時間が多いとされているのは1,000時間前後と言われています。

ただしこれは、前のユーザーさんの使用方法にもよりますので、できるだけご自身で乗ってみることをお勧めします。

トラクターの中古なら「カトウAM」にお任せください

今回は中古でトラクターを探す際のポイントをまとめてみました。農業機械で一番多く使うトラクター。どうせ買うなら、少しでも安く、そして少しでも長く乗り続けたいものですね。

カトウAMでは、中古トラクターをはじめ、中古農業器具を各種取り扱っています。トラクターの中古を購入するなら「カトウAM」にお任せください。

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